情報通信技術の発展に伴い,ロボットや交通システムなどさまざまな制御システムのネットワーク化が進んでおり,このようなシステムをネットワーク化制御システムと呼ぶ。本講演では,ネットワーク化制御システムにおいて通信頻度を低減化する方法である「事象駆動制御」と「自己駆動制御」の基本的概念について説明する。さらに,私(橋本)が最近得られた事象駆動制御の研究成果についてもお話しする。