- 講演者
- 安藤 彰男 博士(NHK放送技術研究所)
- 講演日時
- 2009年10月30日(金) 16:30~18:00
- 講演場所
- 創想館 14-201 (セミナールーム1)
- 講演概要
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臨場感の高い音響を目指した技術と、その背景となる理論を紹介する。 まず、心理音響モデルの基づく方式として、2chステレオ の原理について述べ、その基本となる振幅パンニング技術を紹介する。さらに、2chス テレオの拡張である5.1サラウンド、および22.2マルチチャネル音響について解説する。 一方、物理音響モデルの基づく方式として、音の波面合成に基づ く方式を概説する。また、音の到来方向の直交関数展開に基づく収音再生法であるAmbisonicの理論を紹介する。最後に、今後の高臨場感音響技術の展開について論じる。
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