これまで制御工学は主に製造システムや輸送システムにおいて、効率化、省エネ、安全性向上等に大きな貢献をしてきました。これから少子高齢化に向かう我が 国において、また地球環境の悪化が懸念される世界において、持続可能な社会を実現するためには、制御工学は無くてはならない科学技術です。無駄を省き、安心な社会を実現するために制御工学の更なる貢献が可能であることを述べます。