- 講演者
- 北森 俊行 先生(東京大学名誉教授,元 慶應義塾大学 計測工学科 助教授)
- 講演日時
- 2007年8月27日(月) 16:00~17:30
- 講演場所
- DR9
- 講演概要
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どう考えたら自分でもノギスを思いつくことができるのだろうか?熱電対を習わなくても自分で思いつけるだろうか?フーリエ変換やラプラス変換は?状態方程式は?伝達関数は?まだ無い新しい物をどう考えて創りだすか? それには,既存の物でもどう考えたら自分でも考えだせるか,と考えてみることが大いに役に立つ.論理的に考えている途中で別の可能性が現れた りする.そのほうがもっと良いこともある.創造というのはなかなか無からはでてこない.ひらめきというのがあるのかも知れないが,ひらめかなければ仕様がない.われわれが努力できるとしたら論理的に考えることである.工学は数学の単なる応用ではない.ではなにか? こう考えただけでもいろいろな研究ができる.
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