廣田幸嗣氏(カルソニックカンセイ)に足立研セミナーで講演していただきました。講演題目は「制御技術から見た電気自動車のインパクト」でした。
悪い社会人の「さしすせそ」(写真ではダースベーダー)とよい社会人の「かきくけこ」のお話(写真ではなぜか山田優)をはじめとして,普段,大学の講義では聞けないような興味深いお話をたくさん聞くことができました。
日産自動車,横河電機などの企業の技術者,システムデザイン工学科の村上教授,滑川准教授,高橋専任講師をはじめとして,40名近い参加者があり,これは足立研セミナーとしては過去最多の参加者でした。参加された浅井さん(日産)が「足立研セミナーは(知的な)ディズニーランドのようなものです」と言ってくれました。学生のみなさんが今日の講演の凄さを実感するのは,社会に出てから何年か経った頃でしょう。
なお,廣田氏と足立は小笠原氏(北大)と出口氏(日産)とともに「電気自動車の制御システム 」という本を共著で執筆し,6月20日に東京電機大学出版局から発行予定です。こちらもご期待ください。
最後に,廣田さんの名言を一つ 「人材育成と芋焼酎は後から効く」。この不況な時代こそ企業は人材育成の好機ととらえ,社内外での実践的な研修を行うべきだと感じました。