6月としては珍しい台風があっという間に日本列島を駆け抜け,蒸し暑さと強風を運んできました。そんな中,足立研セミナーで電力中央研究所 社会経済研究所の杉山昌広博士に講演していただきました。

講演題目は「日本型スマートグリッドを考える」であり,非常にタイムリーな話題でした。電力中央研究所で研究されているさまざまな事例についてトークしていただきました。

杉山さんは小野助教の MIT 時代の先輩にあたるそうで,そのご縁で足立研セミナーでご講演していただきました。数年前までは足立研セミナーで電力やエネルギー問題について講演されることはありませんでしたが,いまやスマートグリッドは制御を含むシステム科学の重要な研究対象になりました。

セミナーには足立研学生だけでなく,管理工学科の武田研学生や物情の教員にも参加していただき,大変活発な質疑応答がなされました。