SICE制御部門に誕生した「モデルベースト制御における機械学習とダイナミクスの融合 調査研究会」(略称 DML研究会)の第1回研究会を慶大矢上キャンパスの創想館地下2階のマルチメディアルーム(MMR)で行いました。
講演会では,矢入健久先生(東大 航空宇宙)に「機械学習とシステム同定 ー 動的システム学習の過去と現在 ー」という題目で講演していただきました。矢入先生,ご講演,大変ありがとうございました!
会場には,DML研究会の委員だけでなく,一般聴衆も数多く参加され,100名近い人が集まってくれました。矢入先生の講演会は足立研セミナーとの共催だったので,足立研学生など慶大の学生も参加してくれました。第1回研究会を飾る素晴らしい講演会になりました。
講演会の後,創想館7階のフォーラムで研究会を行い,35名の委員が出席しました。現時点での委員の数は49名で,大所帯です。大学関係,企業,女性研究者など多様な分野から,優秀な若手・中堅研究者/技術者に集まっていただきました。
この研究会では,AIの主要な分野の一つである機械学習と,制御工学の類似点と相違点を調査することにより,制御のためのダイナミクスを考慮した機械学習の構築を目指します。活動期間は2年間です。詳細は DML 研究会の HP をぜひご覧ください。
つぎは,3月に岡山大学で開かれる MSCS2017 でオーガナイズドセッションを組みますので,こちらもご期待ください。
ワクワクするような研究会にしたいと思っています。
関係各位のご支援,どうかよろしくお願いいたします。
なお,矢入先生のご講演の模様は,後日,Youtube 慶應義塾 チャンネル の 「足立研セミナー」のページにアップする予定ですので,講演を聴講できなかった方,ご期待ください。