今日はプライベートな話題です。
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東北学院大学教授で,シェイクスピア・カンパニー主宰の下館和巳先生脚本・翻訳・演出の「破無礼 ~奥州幕末のハムレット~」が,早稲田大学校友会創立125周年記念として大隈記念講堂で6月19日の夕方に上演された。
早稲田大学には数回しか行ったことがないので,地下鉄東西線早稲田駅を降りてから,どちらに行ってよいのかわからなかったのだが,なんとか大隈記念講堂にたどり着く。下館先生とは2003年にケンブリッジに滞在したときに,家族ぐるみで御懇意にさせていただき,それ以来,年に1回程度お会いしている。シェイクスピア・カンパニーは仙台弁でシェイクスピアの作品を上演しているが,今回はハムレット(破無礼) 」だ。
演劇で早稲田と慶応を比べたら,早稲田の圧勝だと思っていたのだが,最近は早稲田の演劇も以前ほど活気がないのだと早稲田大学文化推進部の方が言っていた。しかし,今夜の講演には1000人近い人が集まったそうで,会場は満席だった。
下館先生の講演「坪内逍遥のメッセージ」を聞き,久しぶりに下館先生の名調子に感動する。このくらい上手に私も講演できたらと思うが,とてもとてもかなわない。公演終了後,高田馬場で行われた打ち上げにも参加させていただく。この打ち上げには,ハムレット役の岩住浩一さん,オフェーリア役の星奈美さんをはじめとする劇団関係者,下館ゼミ学生・卒業生,ケンブリッジ関係者など30名近くが参加していた。
ワールドカップサッカーで日本がオランダに0対1で負けたことを帰りの電車の中で知る。地元の駅に着くと,若者がブブゼラを吹いていた。