第53回自動制御連合講演会が高知城ホールで11月4日~6日に開催されました。
計測自動制御学会は来年(2011年)に創立50周年を迎えますが,その歴史より長い53回目の開催になります。IFAC(国際自動制御連盟)が創立されて53年目ですから,それと同じ歴史を持っている伝統ある大会です。
足立研修士学生が3名参加し,下記の題目で「同定・推定」のセッションで講演しました。
・ 竹中裕司,足立修一,松井健太郎(NHK技研),安藤彰男:部分空間法による頭部伝達関数の推定
・ 大甲真嗣,等々力圭史,足立修一:ソフト不感損失関数を用いたサポートベクター回帰による非線形システム同定法
・ 福永しおり,川口貴弘,足立修一,板橋欣之介(カルソニックカンセイ),岩鼻利幸,寺西 望:等価回路を用いたリチウムイオン2次電池のパラメータ推定
講演会場が変わっていて,畳の部屋に机が置いてあり,20名くらいで満員になってしまう小さな部屋でした。まるで幕末の龍馬の時代のような部屋で3名は発表しました。発表後は,足立研学生の発表に対して示唆に富んだ質問をしてくださった池田先生(徳島大)と一緒に5名で,会場近くのひろめ市場で懇親会を開きました。
昨年の11月にSICE四国支部セミナーで高知に呼んでくださった岡 宏一先生(高知工科大学)が実行委員長でした。二年連続してお世話になりました。大変ご苦労さまでした。来年は豊橋で開催される予定です。