2006年4月,慶大 理工 物情に足立研が誕生しました。
翌5月には足立研1期生の高橋君が XOOPS を使って素晴らしい足立研HPを作成してくれました。
5年後の2011年には,当時,学振の特別研究員として足立研に在籍していた丸田さん(現 京大)と当時修士学生の川口君が足立研HPを Wiki で書き換えてくれました。
そして,慶大足立研が10年目を迎えた今年,足立研HPの閲覧者が100万を超えました!
高橋君,丸田さん,川口君,そして,毎年,足立研計算機係として,足立研HPのメンテナンスを行ってくれた学生のみなさんに心から感謝します。
足立研HPの内容は,私の趣味のようなものが多いので,こんなに多くの方々に足立研HPに訪れてもらうことは,当初,予想していませんでした。足立研HPを見てくださっているみなさん,誠にありがとうございます。
さて,研究面において,研究を始めてからきちんとした成果が出るまで10年かかると経験することがしばしばありました。
技術試験衛星VI型の軌道上同定・制御実験,アクティブノイズコントロールの実用化など,10年かかりました。
最近,「1万時間の法則」,あるいは「10万時間の法則」などが言われています。
これらは,大まかに言えば,あることをはじめてからものになるまでには10年かかりますよ,ということでしょう。
世の中にはいろいろな人がいて,こんな法則はナンセンスだ,という人もいます。
しかし,10年続けることの重要性をこれまで身をもって経験してきた私は,この法則を信じます。
新しいことをはじめることは,実は比較的簡単なのです。
本当に重要なことは続けることなのです。