岡山大学津島キャンパスで開かれた SICE 制御部門第4回マルチシンポジウムに参加しました。

足立研からは,B4学生3名,M1学生3名,M2学生2名,D学生1名,OB1名,井上助教,足立教授の12名が参加しました。

内山研からはB4学生2名と堀助教が参加し,さらに本多教授も参加されたので,慶大 物情から大勢参加したことになります。

足立研からは,ポスターセッションで,鈴村,清岡,森,浦田の4名が発表し,口頭発表では,足立,八田羽,平野,肥後,浦田,佐藤,鈴村の7名が発表しました。

2名の学生(学生とOB)が受賞し,実り多い学会でした。

初日には「カルマンフィルタ再訪」というワークショップが開かれ,足立教授が3時間講演しました。会場は満席で60名以上の方が聴講してくれました。聴衆は学部生から,大学の制御の先生まで非常にスペクトルが広く,講義しにくかったですが,修士程度の学生のレベルの講義をしました。

二日目の朝には,「モデルベースト制御における機械学習とダイナミクスの融合に関する調査研究会(DML研究会)」が企画したOS(オーガナイズドセッション)を開き,足立(慶大),丸田(京大),石川(阪大),永原(北九州市立大),田中(デンソー)が登壇しました。講演スライドの一部を公開していますので,興味のある方はこちらをご覧ください。

会場には100名近い聴衆が集まり満席でした。この分野に対する関心の高さがうかがえました。
今回の MSCS2017 では285件の論文が発表され,505名の参加者があったそうで,参加者の20%近くがわれわれのOSを聴講してくれたことになります。

なお,岡山大学津島キャンパスはとても広く,キャンパス内の移動用に自転車が整然と用意されていました。

実行委員長の平田健太郎先生(岡山大)をはじめとした実行委員のみなさま,大変ありがとうございました。特に,平田先生,ANAクラウンプラザホテル岡山での豪華な懇親会の開催,たいへんありがとうございました! 私の記憶に残る学会になりました。

来年は,3月8日~11日に東京都市大学でMSCS2018が開催されます。実行委員長は野中謙一郎教授です。ツーショットの写真は,平田実行委員長(右)と野中次期実行委員長(左)です。