モントリオールで12月3日から8日にかけて開催されたNeurIPS 2018*についてD1金井(NTT)が報告します。
NeurIPSは機械学習のトップカンファレンスであり、最近では人工知能などへの関心の高さから指数関数的に参加者が増加している重要な会議です。今年は参加登録がなんと約11分で売り切れし、8000名を超える参加者がありました。
チュートリアル、本会議、ワークショップが行われる中で、スポンサー企業のブースも大きく用意され、そこでは研究者のリクルーティングが活発に行われています。
足立研からはD1金井が“Sigsoftmax: Reanalysis of the Softmax Bottleneck”というタイトルでポスター発表しました。
これは深層学習などに使用されるsoftmax関数について、表現力の限界を調査しそれを超えるような出力関数を提案するという研究です。
昨年と比べてポスター発表の時間は短くなりましたが、多くの研究者が聴きにきてくれて議論できました。
*(32nd Conference on Neural Information Processing Systems、昨年までNIPSという略称が使用されていました。)