大学3年生の春休みに慶大電気工学科の工場見学旅行で松下電器を訪れました。それ以来,約40年ぶりに門真市の Panasonic を訪問しました。
当時の工場見学旅行は学科全員参加(160名くらいいたと思います)で,期末試験が終わった2月に,名古屋のトヨタ自動車,大阪の松下電器,そして神戸の三菱重工業を,たしか2泊3日で旅行する修学旅行みたいなものでした。学科の先生が4名くらい,引率してくださいました。
当時は,大学4年生の10月が就職解禁で,11月が入社試験というスケジュールだったので,このような見学旅行が可能でした。現在のちょっと異常な就職スケジュールとは異なり,3年生まではしっかりと勉強して,就職活動は4年生になってからという,落ち着いた,のんびりした時代でした。しかし,これが本来の姿でしょう。
大部屋で雑魚寝でしたが,楽しかった記憶があります。姫路で解散後,仲間たちと姫路城を見て,京都へ寄って湯豆腐を食べて帰ってきました。
今日は,昨年,私のカルマンフィルタセミナーを受講してくださった,AI ソリューションセンターの技術者にお願いして Panasonic を訪問させていただきました。この部署には,昨年,足立研を訪問してくださった慶大 OB がいるので,多忙なところ,私の訪問を快諾していただきました。
パナソニックミュージアム,ものづくりイズム館を見学した後,Wonder Lab Osaka を見学し,最後に技術ディスカッションをしました。
40年経過した今回も楽しい見学ツアーでした。Panasonic のみなさま,ありがとうございました!