1月6日から10日にフロリダのオーランドで開催された AIAA Scitech 2020 について,M2 の菊池惟子が報告いたします.
足立研からは下記1件の発表を行いました(先頭が発表者です).
菊池惟子,井上博夏,橋本和宗,足立修一:「Path Planning for Lunar Polar Exploration Mission Using Linear Temporal Logic」
私にとっては初めての国際学会であり,かつ最終日の発表であったため,学会に参加している1週間は常に緊張して過ごしていました.参加者は圧倒的にアメリカ人が多く,発表の仕方が非常に上手かったので,私は何度練習しても納得いくような話し方ができず苦労していました.
しかし,途中から現在大阪大学で特任助教をしている,共同研究者の橋本さんが来てくださり,不安な点を相談したり多くのアドバイスを頂けたので,本番は落ち着いて発表することができました.一番恐れていた質疑でも,聞かれている内容が分かったので焦らずに答えることができ,ホッとしました.
本学会は同時に多くのセッションが組まれていて,どれを聞こうか目移りしてしまうほどでしたが,私が現在取り組んでいる月極域探査,経路計画のセッションもあり,現在どのような研究が行われているのかを知ることができ,非常に充実した時間を過ごすことができました.
本学会で学んだこと今後の研究,また修論発表に活かしていきたいと思います.本発表に際してご指導いただいた先生,共同研究先の皆様に心から感謝申し上げます.ありがとうございました.