応用物理学会 トータルバイオミメティクス研究会主催の第2回ワークショップ 2023年度「制御工学視点からのバイオミメティクスシステム社会実装」で講演しました。
2月27日に大阪大学 産業科学研究所 管理棟 講堂で開催されました。私の講演題目は「制御工学はどこからきて,どこへいくのだろうか? ~データとモデル~」でした。この講演は,2022年11月に宇都宮大学で開かれた自動制御連合講演会でお話しした内容を少しバージョンアップしたものでした。
応用物理学会は初めてだったので,完全アウェイだと覚悟して参加しました。しかし,講演者のお一人の西川 敦 教授(大阪大学)から,私の「制御工学の基礎」を制御の授業の教科書に使ってくださっているといううれしいお話があり,驚きました。しかも私のサインをもらうために新しい本を持参してくださいました。うれしくなってその本にサインをして,西川先生と一緒に写真を撮りました。
もう一人の講演者のオムロンの杉原知道さんも私のシステム同定の本を読んだことがあるとのことで,やはり本を書くことは重要なんだなということを再確認しました。
最後は,講演者5名によるパネルディスカッション「生物模倣型制御の未来社会」を行い,私がわがままを言って,大好きな集合写真を撮っていただきました。
研究会の内容が興味深く,とても楽しい研究会になりました。この研究会に私を招待してくださった堀田先育志生(兵庫県立大学),神吉輝夫先生(大阪大学),そして古谷栄光先生(兵庫県立大学),たいへんありがとうございました。