宇都宮大学工学部電気電子工学科(いまは 宇都宮大学 工学部 基盤工学科 情報電子オプティクスコース (電気電子分野))の卒業生たちに誘っていただき,小野測器の宇都宮テクニカル&プロダクトセンターで講義をしました。

小野測器では,昨年の夏に横浜テクニカルセンターで講義させていただいたので,2度目の講義になります。講義題目は,「最小二乗法とその先」でした(テキストは『続々 制御工学のこころ ~確率システム編~』)。今回の受講生は9名で,若手中心の受講生を相手に4時間じっくりと講義し,たくさん線形代数の手計算をしていただきました。講義した最小二乗法,特異値分解,正則化は,1986年に提出した私の博士論文に書かれている内容でした。40年の時(とき)を経て20代のときの研究成果を講義できる喜びを感じました。いつかまた小野測器で3度目の制御セミナーが開かれることを楽しみにしています。

宇都宮テクニカル&プロダクトセンターの最寄り駅はJR宇都宮線の宇都宮の隣の雀宮(すずめのみや)で,初めてこの駅を使いました。会社はとちのきファミリーランドの近くで(宇都宮を知らない人は何を言っているかわからないでしょう,U字工事のネタには出てくるかもしれません),カンセキスタジアムとちぎという立派なサッカー場も近くにありました。

夜は宇都宮駅に移動して,受講生たちと懇親会を開いていただきました。美味しいお魚料理のお店でした。最後は,宇都宮餃子像の前で,佐野さんお得意のセルフィーで集合写真を撮りました。ミラノコルティナオリンピックのフィギュアスケートの集合写真のようでした。

昼間の講義から夜の懇親会まで,少人数でアットホームな楽しい一日でした。

私が宇都宮に住んでいたのは20年前で,そのときと比べると宇都宮は大きく進化していました。宇都宮大学を退職してからも20年経ちますが,長い時を経ても宇都宮大学の卒業生との「ご縁」が続いていること,とてもうれしいことです。