ecc13(European Control Conference 2013)がチューリッヒの ETH (チューリッヒ工科大学)で開催されています。
ETH の卒業生で最も有名な人はアインシュタインだと思いますが,ETH はラウス・フルビッツの安定判別法で有名なフルビッツが在籍していた大学でもあります。
また,カルマンフィルタで有名なカルマンが教授を務めていたことでも有名です。今回の実行委員長の Prof Morari はカルマンが教授をしていた制御講座の後継者であり,モデル予測制御などの研究をはじめとして非常にアクティブな制御研究者です。
この会議には約1000人の参加者があり,764件の論文発表が行われます。論文採択率は58%と厳しい数字でした。
足立研からはM2の余正希君が立派に発表しました。
これまで ecc は2年ごとに開催されていましたが,今後は毎年開催されるそうで,来年は6月下旬にフランスのストラスブールで ecc14 が開催されるとのことです。