田辺弘子さん(京都大学大学院 人間・環境学研究科 博士課程3年)に足立研セミナーで講演していただきました。
講演題目は「ヒトの動きの巧みさの科学」でした。
クラシックバレエの動作を,「分析的手法」と「構成論的手法」(間欠的フィードバック制御モデルによるシミュレーション)の二つの手法で解析された研究をお話ししていただきました。
田辺さんは,「美しい動きとは何か?」,「巧みなパフォーマンスとは?」など芸術を科学しようとする研究をされています。
足立研の研究テーマとは関係なさそうに見えますが,「倒立四重振子モデル」や「筋電図」,「ロバスト性」,「PD制御」など,なじみのある専門用語も講演の中には出てきました。
このセミナーには,足立研セミナー常連の大須賀公一教授(大阪大学)も参加してくださいました。
田辺さん,ご講演ありがとうございました!