11月14日~15日に神戸大学六甲台第2キャンパスで開かれた第58回自動制御連合講演会に参加しました。
足立研からは4件の発表を行いました。
講演大会への参加者は約600名で,日本国内で日本語で発表できる制御工学に関する講演大会としては,おそらく最大のものでしょう。現在は,計測自動制御学会,システム制御情報学会,日本機械学会の3学会が幹事学会をつとめており,今回はシステム制御情報学会が幹事学会でした。
今後,電気学会が幹事学会に加わっていただければ,電気自動車の制御,電池の制御,電力網の最適化・制御,パワエレの制御など,さらに自動制御連合講演会の幅が広がっていくことでしょう。
1957年に IFAC(International Fedaration of Automatic Control:国際自動制御連盟)が設立されたのと同時に,自動制御連合講演会がはじまり,今年で58回目を迎えました。自動制御に関する最も古い日本での講演大会です。なお,1957年10月4日には初の人工衛星であるスプートニク1号がソ連で打ち上げられました。
懇親会は六甲山ホテルで行われました。標高768メートルから神戸の夜景を楽しむ予定でしたが,あいにくの雨でした。
次回の第59回自動制御連合講演会は,日本機械学会が幹事学会になり,2016年11月10日(木)~12日(土)に北九州国際会議場で開催予定です。ここは1997年に IFAC SYSID を行った懐かしい会場です。