第5回制御部門マルチシンポジウム(MSCS2018)において,私が主査を務めている「モデルベースト制御における機械学習とダイナミクスの融合 調査研究会(DML研究会)」で2つのOSを企画しました。
2つのセッションとも会場には60~70名程度の聴衆が集まり,盛況でした。
11件のご講演は,いずれも興味深い内容でした。
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OS:機械学習とダイナミクスの融合1:モデリング
座長:堀豊(慶応義塾大学)
Fr43-1
風力発電変動量におけるべき乗則の検証と確率システム解析
○加嶋健司(京都大学),林輝(東京電機大学),加藤政一(東京電機大学)
Fr43-2
Granger causality とシステム同定
○田中秀幸(広島大学)
Fr43-3
非線形システムの時系列データを対象とした因果推論手法の比較
○和田拓也(京都大学),加納学(京都大学),藤原幸一(京都大学)
Fr43-4
ガウス過程状態空間モデルに基づくシステム同定に関する一考察
○大谷拓也(京都大学),丸田一郎(京都大学),藤本健治(京都大学)
Fr43-5
機械学習モデルに対する近似予測制御とその自動車エンジン制御への応用
○松井健(慶應義塾大学),井上正樹(慶應義塾大学),足立修一(慶應義塾大学),上野将樹(本田技術研究所),豊嶋弘和(本田技術研究所),堤優二郎(本田技術研究所)
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OS:機械学習とダイナミクスの融合2:状態推定
座長:丸田一郎(京都大学)
Sa41-1
ベータダイバージェンスに基づくロバストカルマンフィルタ
○福永修一(東京都立産業技術高等専門学校)
Sa41-2
分散スパースモデリングによる拡散過程の初期分布推定
○林直樹(大阪大学),永原正章(北九州市立大学)
Sa41-3
ネットワーク上の滑らかな時空間プロファイルのモデリングと最適観測点選択
○山本一輝(京都大学),加嶋健司(京都大学),久世尚美(大阪大学),村田正幸(大阪大学)
Sa41-4
相関識別法を用いた入力変数重み付けによる高精度ソフトセンサの開発
○藤原幸一(京都大学),加納学(京都大学)
Sa41-5
回帰モデルの感度に基づく変数重要度とバッチプロセスへの応用
○川北拓弥(京都大学),加納学(京都大学)
Sa41-6
局所低ランク行列アプローチによる多様体上の信号修復手法
○小西克巳(工学院大学),至勢智貴(工学院大学),佐々木亮平(東京理科大学),古川利博(東京理科大学)
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