埼玉県の東武動物公園駅から徒歩15分のところにある日本工業大学で開かれた日本音響学会 2018年 春季研究発表会に参加しました。

東日本大震災に直撃された2011年3月(早大で開催)の研究発表会以来,7年ぶりの参加でした。

今回は足立研からの研究発表はなく,純粋に情報収集のための参加でした。

日本音響学会の会員数は4000名程度だそうですが,この研究発表会には1300名程度参加しているそうで,参加比率の高さに驚きました。13部屋を使って行われ,私が参加した「電気音響」の部屋には100名を超える聴衆が集まり,活気に満ちていました。理論研究から応用研究まで幅広く行われていました。私の専門に近い研究発表も多く,非常に参考になりました。

私は音響学会では完全アウェイなので,会場ではほとんど知っている人がおらず新鮮な感じでした。
一方,少しだけですが知っている人もいました。立体音響の共同研究をしていた安藤彰男先生(富山大,元NHK技研)は,現在音響学会会長をされているそうです。

NHK技研による4K・8Kスーパーハイビジョン衛星試験放送の受信公開も行われており,22.2チャンネルの立体音響を体験することもできました。

毎回参加してみたいな,と思って次回の2018年秋季研究発表会の日程を調べたら,2018年9月12~14日に大分大学で開催とのこと,計測自動制御学会の SICE Annual conference(奈良で開催) と同じ日程で,参加できないことがわかりました。