『騒音・振動の計測と制御 – 理論から自動車開発の実用例まで –』(佐野 久,足立修一)の発行が10月下旬に決まりました。
計測自動制御学会の計測・制御セレクションシリーズ の8冊目として,コロナ社から発行されるこの本の定価は 5,200円 + 税 = 5,720円 です。昨今の物価高の影響でちょっとお高いですが,312ページの大作で,中身が充実しています。
amazon のサイトにも今日からこの本が掲載されました。
私が執筆した「あとがき」の一部を掲載します。
『本書は第一の著者(佐野)の技術者としての多大な熱意のもとで誕生した。自動車メーカの振動騒音の技術者としての長年の経験と,それを支える理論に基づいたさまざまなノウハウが本書には満載されている。しかも,騒音・振動の計測と制御の問題を1 冊の本で統一的に取り扱ったのはおそらく初めてであろう。幅広い本書の内容を存分に楽しんでいただけただろうか。
しかし,振動工学や音響工学には独自の伝統的なアプローチが存在し,さまざまな技術用語(方言)が存在する。そのため,第二の著者(足立)の役目は,制御工学の立場から振動・音響理論を俯瞰し,統一的に解釈する手立てを見つけることであった。そして,キーワードは,振動理論ではラプラス変換による「伝達関数」,音響理論では「制御工学から観たANC」であった。(以下略)』
いままでにない本が完成しました。マニアックな方,ご期待ください!
私にとって18冊目の単行本です。

