第54回自動制御連合講演会が豊橋技術科学大学で11月19日(土)~20日(日)に開かれました。
足立研学生はつぎの4件の研究発表を行いました。
 ・ 石川健太郎,丸田一郎,足立修一:L1最適化を用いた循環構造を有するシステムのモデリング
 ・ 嶋津隆大,池 康宏,足立修一,坂本浩介,井上敏郎:消音帯域を考慮した可変摂動型周波数領域同時摂動法による ANC システムの設計
 ・ 伊藤大樹,木下俊弘,足立修一,瀬川泰伸:複合航法システムのためのGPS誤差モデルに関する一考察
 ・ 木下俊弘,伊藤大樹,足立修一,瀬川泰伸:MEMS センサを用いたロケット用低コスト航法装置の誤差に関する一考察
学会前日の夜まで発表練習を行ったので,4人全員落ち着いて発表することができました。


また,足立教授は,「IFAC 2011 にみる制御理論・制御技術の新動向と日本の取り組み」というオーガナイズドセッションの中で講演しました。このセッションはつぎのような構成でした。

第1部 IFAC2011における制御の新動向(オーガナイザ 佐野 昭)
 ・ 杉江俊治:制御系設計の新傾向
 ・ 足立修一:モデリングとシステム同定の話題
 ・ 石井秀明:マルチエージェント・ネットワークの制御
 ・ 平田光男:メカトロニクス・ロボット制御の新傾向
 ・ 滑川 徹:スマートグリッド・エネルギー分野の動向
第2部 IFAC2020日本誘致に向けた日本の取り組み(オーガナイザ 原 辰次)
 ・ 原 辰次:Future in Control
 ・ 太田 順:移動知とその展開
非常に興味深いセッションだったのですが,他のセッションとパラレルだったため,私が想像していたよりは遥かに少ない聴衆の数でした。
なお,このセッションの写真は,東工大藤田研究室HPにも掲載されています。

懇親会では,2007年に足立研セミナーで講演していただいたサンドラ ヒリシェ教授(ミュンヘン工科大学)に久しぶりにお会いしました。また,今回特別講演してくださった富塚誠義教授(カリフォルニア大学バークレイ校)にお会いしました。

来年は,11月17日(土)~18日(日)に京都大学で開催される予定です。