下館和巳教授 (東北学院大学)に足立研セミナーで講演していただきました。
講演題目は,「英語がおいしくなるための方法 - ロンドン・グローブ座で暮らした時間を通して」で,前半のテーマは ”director” で,後半のテーマは ”muscularity of language” でした。
特に,英会話における重要な3つの言葉,
について,それらの使い方と正しい発音を教えていただきました。
また,英会話において大事なことは,流暢に早口で話すことではなく,自分の主張をゆっくりと明瞭に(slowly and clearly)話すことであることを強調されました。まったくその通りだと思います。
2時間近くのセミナーでしたが,お話が上手なのであっという間に時間が過ぎました。下館先生の講演が上手な理由はなんですか? だれか講演のお手本はいるのですか? と聞いたところ,落語の「古今亭志ん生」が話術の先生だそうです。
To be, or not to be: that is the question. (シェイクスピアのハムレットの台詞)
「生きるか,死ぬか,それが問題である」 (通常の日本語訳)
「すっか,すねがだ,なじょすっぺ」 (下館先生の東北弁訳)
足立研のみなさん、若いうちから本をたくさん読みましょう。