大阪大学の大須賀公一教授に誘っていただき,第46回大阪大学機械工学系技術交流会で講演するため,大阪大学大学院工学研究科を訪れました。
技術交流会には40~50名の企業の方,阪大関係者の方,高専の先生などが参加されていました。阪大の池田雅夫教授,高橋亮一教授もいらっしゃいました。久しぶりに和田光代先生にもお会いしました。
私は「システム同定理論の産業応用」という講演を約1時間行いました。機械系のさまざまな分野の方が出席されていたので,どれだけ私の講演内容が伝わったかは残念ながら同定できませんでした。私のほかには,湯村敬氏(三菱電機)と大須賀教授が講演されました。
この4月に阪大に誕生した大須賀研究室を見学しました。4月から4か月しかたっていないというのに大須賀研の設備は立派で,多数のスタッフと学生さんが研究されていました。また,研究室の面積が非常に大きく(国立大学の小講座としては標準的だそうですが),一か所にまとまっていました。いろいろな面で,慶大足立研の1年目とは大違いでした。
結果的に,今週は3つの大学を見学しました。どの大学の先生も研究室運営にいろいろ工夫されていて,非常に参考になりました。慶大は私立大学なので,教員数や敷地面積で国立大学にかなうわけはないのですが,もう少し一流国立大学との格差が縮まるとよいと感じています。