秋の制御技術部会大会が,11月16, 17日に松本市のホテルブエナビスタで開かれました。

松本を訪れるのは初めてでした。埼玉からは,大宮から長野まで新幹線,長野から松本まで特急しなのに乗車するのが便利であることを知りました。

2019年11月に金沢で開催して以来4年ぶりに,すべてが元通りの部会大会を開くことができました。120名もの参加者があり盛会でした。この部会大会は,高炉三社(日本製鉄,JFEスチール,神戸製鋼所),電計メーカーの制御関連の技術者が発表するクローズドな大会です。特別講演の石井先生(広島大),シンポジウムで講演された先生を除くと,大学関係の参加者は私一人という,通常の学会とはまったく雰囲気が違う講演大会です。

私は大学諮問委員という立場で制御関連技術者たちの発表を聞き,幹事会メンバーと一緒に審査をして優秀な講演者を選び,最後に講評しました。また,「次世代鉄鋼制御システム技術検討会」の13名の若手メンバーたちの報告会を聞き,楽しみました。SICE 制御部門でも,未来の制御はどのようになっているのか,若手・中堅で議論してほしいな,と感じました。

懇親会はホテルのバンケットルームで盛大に開かれました。いろいろな人とお話しすることができました。今年度,TMEIC で季節ごとに制御講座を開いていますが,その受講生も2名参加していました。

私は部会大会の前日に松本に入ったので,市内を観光することができました。特に,松本城の素晴らしさに圧倒されました。松本は,また訪れてみたい場所になりました。