第6回システム同定研究会を9月14~15日に群馬県の水上温泉で開催しました。

以前,足立研夏合宿を水上温泉で行って以来,久しぶりに水上温泉を訪れました。

現地参加8名,オンライン参加2名の計10名,メンバー全員が参加しました。

いつも通り,システム同定に関連する話題を詳細に発表し,じっくり議論するために,一人の持ち時間は1~2時間で,今回は5名が発表しました。

私は「逐次最小二乗法における忘却要素の役割」という題目で文献紹介をしました。自分で読んでいるとよくからなかった点も,システム同定の専門家たちとの議論により,理解が進みました。

初日の夜には,県立ぐんま天文台を見学しました。お天気が心配でしたが,なんとか天体観測をすることができました。観測用望遠鏡,11mドームにある150cm望遠鏡で木星や土星を見ることができ,はじめて土星の輪を見ました。夜の8時半くらいに現地に到着し,10時近くまで見学させていただきました。非常に貴重な体験をさせていただきました。夜遅くまで対応してくださったぐんま天文台の研究者のみなさんに感謝です。

なお,日向坂46の「月と星が躍るMidnight」のミュージックビデオ撮影にこの天文台が使われたそうで,聖地になっているそうです(ちょっとこの聖地巡礼は大変そうですが)。われわれは夜中にこの天文台を見学したので,このミュージックビデオを見て初めて天文台の全体像をつかむことができました。

二日目の午後には,利根川の源流が作り出した渓谷である諏訪峡を散策しました。時間があまりなかったので,あわただしい散歩になりました。

今回は,群馬大学の川口先生が幹事になり,この研究会の企画運営を稲本さん(京都大学)とともに進めてくれました。素晴らしい研究会をありがとうございました。足立研夏合宿「おじさん版」,とても楽しかったです。