2017年からSCSK㈱で制御講座を開いています。古典制御の入り口を教えています。
今回は名古屋の SCSK 中部オフィスで1日6時間の講義を二日間行いました。これを3回行うので,計6回を1年間に実施します。総講義時間は30時間で,これは大学の半期の授業(2単位)の授業時間よりも長いです。なお,拙著『制御工学のこころ ~古典制御編~』は SCSK での講義がきっかけになって生まれた本です。
今回が2024年受講生の初回でした。
大人数教育の大学と違って10名程度の少人数教育で,受講生の顔を見ながら,対話しながら,講義できます。受講生のバックグラウンドもさまざまなので,受講生の理解度を確認しながら進めていきます。受講生にとっては厳しい授業だと思いますが,私はとても楽しく講義しています。
『芋焼酎と教育は後で効く』は,『バッテリマネジメント工学』の共著者の廣田幸嗣さんの名言です。
教育に予算をかけることのできる知力と体力のある会社,素晴らしいです! そして,慶大定年後もお付き合いさせていただいている企業は素晴らしい企業ばかりです。
二日間話し続けたので,帰りの新幹線では,ご褒美として名古屋しら河のうなぎ弁当を奮発しました。