大阪工業大学梅田キャンパスで,SICE制御部門マルチシンポジウム(MSCS2025)が開かれました。

MSCS2025の実行委員長である奥教授(大阪工業大学)をはじめとする実行委員のみなさま,大変ご苦労様でした。よい講演大会になりました。

われわれは,大須賀公一教授がオーガナイザーになり,「哲学×(モデリング学+制御学+ロボット学+生物学)」というオーガナイズドセッションを開きました。

岩内先生(豊橋技科大)が1時間「認識と欲望」という題目で基調講演をし,その後,足立(慶大),大須賀先生(阪大),青沼先生(神戸大)が20分ずつ短いトークをしました。

会場には予想以上の聴衆(50名くらい)が集まり,しかも慶大の学生をはじめとして若手・中堅が多かったのがうれしかったです。理系の若い世代に哲学に関心を持ってもらえることはとてもうれしいことです。

持ち時間が短く焦ってしまったため私の講演はボロボロでしたが,岩内先生のご講演は素晴らしかったです。そして,2時間の枠ではとても話しきれない,十分な議論ができない,というのがわれわれの結論でした。

このメンバーでの議論は今後も継続していきたいと思います。つぎは温泉あたりで泊まり込み研究会を開きたいな,と話しています。