6月19~20日にホテル日航大分オアシスタワーで日本鉄鋼協会 第172回制御技術部会大会が開かれました。

大会への参加者は110名でした。この講演大会では鉄鋼に関係する企業の参加者が中心であり,大学からの参加は大学諮問委員を務めている私だけです。

特別講演をお願いしていた先生の講演が都合によりキャンセルされたため,急遽,私が代役で特別講演することになりました。そこで,『制御工学のこころ』という題目で1時間お話ししました。代役決定から24時間後のことでした。

ただし,予定されていた先生への期待が大きかっただけに,私の講演への反応はちょっと微妙でした。しかし,会場の 1/3 くらいの方は私の話に共感していただけたような気もします。もしかしたら,この特別講演のおかげで『制御工学のこころ ~古典制御編~』が数冊売れるかもしれません。

実は,私も今回の特別講演の先生のご発表を楽しみにしており,今回参加した最大の目的はこの先生とツーショット写真を撮ることだったのです。残念でした。

しかし,久し振りに懐かしい方とお会いすることもできました。

講演大会は2日間行われ,実りある大会になりました。もちろん大分も30℃を超える暑さでしたが,海に近いためか,夕方になると風が心地よく,東京と比べると蒸し暑くないように感じました。

現地担当でご尽力いただいた日本製鉄 九州製鉄所の関係者の皆様,大変ありがとうございました!

次回の第173回制御技術部会大会は11月に水戸で開催される予定です。